9日目「ホトトギスの声の目覚ましで目が覚めた」

歩数 15912歩
距離 11,4km
総距離 139km

民泊をさせていただいた影野の林業家Mさんのお宅の離れで朝6時ちょうどに目がさめた。ホトトギスのさえずり、「東京特許許可局」の連呼である。いよいよ高知にも夏がやってきたな、と思いながら歯を磨いた。

5月のお遍路ードの最終目的地、四国霊場37番札所岩本寺に午前中のうちに着いた。計画では10日間かかる予定だったので、なんと1日早い到着である。これは想定外の事態だ。初めての歩き遍路、それも100kmを越す長丁場なので、途中で天候や身体の具合で思ように進めないこともあろうと想定していたのだが、天候も身体の調子も絶好調で、思いのほか予定が順調にこなせた。
同行の「釣りバカ街道まっしぐら」の竹内記者は「もっと釣りで寄り道をしておくんだった」と後悔しきりである。黒ちゃんは釣りが思うようにできなかったことにとくに不満はない(帰ってからゆっくりやります)。それよりも不安視していた自らの体力が、ぶっつけ本番の100km越えの「歩き遍路」にちゃんと通用したことに安堵している。

快適で爽快で、メチャクチャ楽しい歩き遍路旅だった。「苦しい」と感じた時間はほとんどなかった。お遍路ードプロジェクトが提唱する〜「正しい」お遍路の他に「楽しい」お遍路がある〜を確信した今回の旅であった。
「苦しく」なかった理由はなんだろう?と、色々と考えてみた。

1,ひとりではなくふたりで歩いたこと
2,先を急がなかったこと
3,1日の歩行距離を20km以内におさえたこと
4,3食をキッチリとったこと
5,夜も普通にお酒を飲んだこと
6,毎日規則正しい生活をしたこと
7,毎日原稿を書いたこと

以上のようなことだろうか。
で、1から6までは考えてみれば誰でも実践可能なことである。また、1から7まですべて「お遍路の掟」や周りの人々に迷惑をかけることでもない。どんどんやっちゃっていいことである。
「正しいお遍路」もよし、「楽しいお遍路」もよし、なのである。ぜひ「先を急がないお遍路倶楽部」(実際にはありません。念のため)にご参加ください。若い女性の方、とくに歓迎します(竹内記者のコメント)。

今晩は37番岩本寺の宿坊に泊めていただく。初めての宿坊体験である。明日の朝の「お勤め」も体験するつもりである。その様子は明日のこのブログでお伝えしよう。