6日目「釣りの禁断症状を治す」

歩数 10724歩
距離 7,7km

前日の青龍寺→桑田山温泉の寄り道ルート開拓に頑張りすぎた後遺症で、朝から腰が痛い。やはり、黒ちゃんの一日あたりの適正歩行距離は、20kmまでということがよーくわかった。
で、第6日目のお遍路ードは腰のことを考えてお休みにしようかと思ったが、次の日の行程を考えると、とりあえず須崎市内に移動しておいた方が都合よかろうということで、須崎市内の老舗旅館「柳屋旅館」までは歩いておくことに衆議一致した、といっても竹内記者と相談しただけだが…(笑い)。
じつは、須崎市まで進んでおこうと決めたもう一つの理由がある。最近釣りを始めて「釣りバカ街道」まっしぐらの竹内記者が、昨晩あたりから釣りの禁断症状を訴えて大騒ぎするので、午後に須崎の野見湾あたりで釣りをして症状の改善を期そうということになったからなのである。
「黒ちゃんのブログのタイトルは[釣りときどきお遍路日記]なのに、お遍路しかしてないじゃない。これじゃあ公約違反じゃないの。せめて[お遍路ときどき釣り]ぐらいにはしておきましょうよ」と竹内記者が屁理屈をこねるので、やむをえず午後は須崎市の江戸前、野見湾に繰り出すことになった。

今回のお遍路ードに持参してきている釣り道具は、振り出しの万能ルアー竿、2500型のリールにPEの0,8号を巻いたもの、スズキ用のバイブレーションタイプのルアー2個、アオリイカ用の餌木2本、アジング用のワーム2袋、ジェット天秤2本、キスの仕掛け1袋。以上で全てである。
こう書くとものすごい装備のようだが、サブバッグに全て収まるミニマムセレクトである。1gでも荷物を軽くしたい歩き遍路には「あれもこれも」の釣り装備は不可能。泣く泣く絞り込んだのである。
午前中に柳屋旅館に着き荷をほどくと、昼食も取らずに須崎市商工会の松田さんに船の手配をお願いして、松田さんの車で大谷港に移動。昨日のヒイヒイ言いながら歩いた道を浦の内方面に戻る。車を使うと徒歩で1時間以上の距離がわずか5分である。なんか複雑な気持ちだ。

野見湾では正体不明の大物に2度も仕掛けを切られる失態があったが、活きのいい15cmくらいのマイワシを200くらい、もう少し大きめの小サバを30くらい、20cmオーバーの良型シロギスを数匹釣り上げた。
途中「橋本食堂」の鍋焼きラーメンで遅い昼食を済ませ、柳屋旅館に戻り、ひと風呂浴びた爽やかな身体でこの原稿を書いている。隣の部屋からは明日の朝刊の記事を書く竹内記者のキーボードを打つ「カタカタ音」が聞こえてくる。6時までに原稿を送らないとデスクに叱られるのである(笑い)。
釣りの禁断症状はどうやら収まったようだ。
明日は中土佐町久礼(くれ)まで、20km弱のお遍路ードの予定である。